「4人に1人」という数字
日本の20代女性の約25%が、性交渉の経験がないという統計がある。
4人に1人。処女コンプレックスを抱えてこの記事を開いた人には、まずこの数字を見てほしかった。
「思ったよりいるんだ」と少し肩の力が抜けた人もいると思う。でも同時に、「だから何? 自分のしんどさは変わらない」と感じた人もいると思う。
その感覚は正しい。統計で「普通だよ」と言われても、毎日感じている孤独はなくならない。数字は慰めにならないことがある。だからこの記事では、別の角度から話をしたい。
誰にも言えない、その孤独
友達には絶対言えないし、好きな人ができても打ち明けられなくて。こんな悩み、誰に話せばいいのかもわからない。
処女コンプレックスがつらい理由のほとんどは、「処女である」という事実そのものより、「誰にも言えない」という孤独から来ていると思う。
友達の恋バナで笑顔を作る。「そろそろじゃない?」って雰囲気になって話をそらす。飲み会で恋愛トークになるたびに、心臓がちょっと速くなる。そういう瞬間が積み重なって、少しずつ自分のことが嫌いになっていく。
「なんでみんな普通にできるのに、わたしだけ」。その気持ちが長く続くと、処女であること自体への嫌悪感になっていく。処女コンプレックスが育っていく仕組みは、そんな感じだと思っている。
この年齢で処女って、やっぱりおかしいのかな。なんでこんなに気にしてしまうんだろう。
おかしくない。ただ、ずっとひとりで抱えてきたから、重くなってしまっているんだと思う。
コンプレックスの正体を考えてみると
いろんな方と話をしてきた中で、気づいたことがある。
処女コンプレックスで悩んでいる方の多くは、「処女である」こと自体を問題にしているわけじゃない。「みんなと違う自分を、自分が認められない」こと。それが本当の苦しさの正体だと思っている。
処女かどうかは、その人の価値とは何も関係ない。でも、頭でわかっていても気持ちがついてこないことがある。「気にしなければいい」「自分を好きになろう」と言われても、余計しんどくなるだけだ。正論が慰めにならないのは、悩みの核心が別のところにあるからだと思う。
悩みの核心は、ひとりで抱えていること。
処女かどうかより、ずっとひとりで抱えてきたことの方が、重かったりしない?
一人で抱え込むより、誰かに話してみると少し変わることがある。解決しなくても、声に出すだけで。
もし「少し話してみてもいいかな」と思ったなら、気軽にメールしてほしい。本名は不要、ニックネームだけで大丈夫。「話を聞いてほしいだけ」でも全然いい。どんな対応をするかが気になる方は、秘密厳守の約束も読んでみてほしい。
一人で抱えていることを、少しだけ話してみてほしい。名前はニックネームだけで大丈夫。
卒業するもしないも、あなたが決めていい
処女を「卒業」することだけが解決策じゃない。卒業するもしないも、あなたが決めていい。
焦って動いて後悔する人もいる。「いつか好きな人と」でもいいし、「誰かにサポートしてもらう」でもいい。どの選択が自分に合っているかは、自分にしかわからない。
ただ、ひとつだけ言えることがある。ひとりで抱え込み続けることは、どの選択肢を選ぶにしても、あなたの力にはならない。同じ悩みを持って相談に来る方は、思っているより多い。年齢も状況もさまざまで、みんな最初は「自分だけかも」と思っていた。
この記事を読んで、少しでも「自分だけじゃないかもしれない」と思えたなら、それだけで十分だと思う。もし気持ちが動いたら、いつでも連絡してほしい。
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気が向いたときでいい。話を聞くだけでもいいから、連絡してほしい。